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静岡出身 里中ハル 新海元 久利生公平 沖島柊二 片桐哲平 瀬名秀俊 上田武志 誰よりも木村拓哉と静岡県清水市(現静岡市)と清水エスパルスと清水東サッカー部を愛す 気がついたら33歳


by sousukeid
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日本サッカー界の宝 コラム式


今の日本サッカー界の『宝』は何か?



個人的にスポーツ観戦は、テレビ派だが、
Jリーグと阪神戦にはとても興味があり、
年間10試合程度は観戦する。



小学校とか中学校とかの遠足とか修学旅行とか、運動会とか学園祭とか、
何かのイベントに行く時の『今』のドキドキ感は、
もっぱらスポーツ観戦と海外旅行くらいでしか感じられなくなっているのかもしれない。







2007年Jリーグも終盤に差し掛かり、
優勝戦線も、赤い悪魔でほぼ決まり。
と、終焉を向かえ、
日本サッカーファンが、不思議だが、確からしくもっともらしい、『オシムの戦術』
に言葉で言い表せないほどの期待を持ち始めた今、
今の日本サッカー界の『宝』は何か。
を考える。
考えてみる。





『宝』は、
代表を応援する国民か。
代表監督のオシムか。
中村俊輔をはじめとする、高原・松井・中田浩二などの世界で活躍している選手か。
衝撃的な引退を表明したデルピエロとかキムタクとか『お友達』の中田英か。
深層心理の中で、多くの日本国民が認める絶対的なエースキングカズか。
本人の不振や試合出場できていない中でも、『天才』という言葉が誰よりも似合う小野信二か。
それともこれから出てくる若い世代の中に潜んでいるのか。



色々な考え方があり、
さまざまな候補がある。



サッカー少年の人生は、大方、
少年サッカーがあって、
中学校の中体連サッカーがあって、
選手権があって、
大学サッカーがあって、
社会人サッカーがあって、
JFLがあって、
J2があって、
J1がある。
(最近では、もっぱらユースの存在の方が選手権を超えてしまっているのが現状だが。。。)
それぞれのカテゴリーで、
市の選抜や県の選抜、国体などのイベントがあって、
全国の若者の玉蹴り少年が、セグメントされ、
セリエAのスクデット争いになるような選手や、
バロンドールにノミネートされるほどの選手を育て上げるのだ。





草サッカーで後輩達が行う試合のホイッスルを吹いたり、
子供の試合の日に、試合会場まで当番を決めて送迎する両親がいたり、
スタジアムのピッチコンディションを常に調整する芝担当者がいたり、
Jの試合で雨にぬれながらピッチサイドでボールボーイを行う地元少年がいたり、
スポーツショップにスパイクを買いに来る人たちに、
在庫やブランドによって違う微妙な履き心地を解説する店員さんがいたり・・・
サッカー経験者でも無いのに、サッカー雑誌を読み漁り、
サッカーグッズをうれしそうに買い揃える僕がいたり・・・
日本サッカー会に、直接的にも間接的にも多くの人が携わっている。
もはやとても大きな経済活動のカテゴリになっている。





僕は、その中の
『日本サッカー界の宝』=レッズサポーター
と確信する。
心の中では、かなりの嫉妬も同時に確信するが。
(『宝』の定義にもよるが、近年の日本サッカーを見て。超個人的見解。)



浦和の応援を聞いたことがある人なら、わかるはず。
彼らの『本気』と『気合』を。
日本平でエスパルスの応援を聞いて育った僕のJの応援スタンダード基準を、
一気に打開してくれたのも、
浦和レッズの応援だった。
(エスパルスも凄いんだけどね。。。)
なんとも言えない熱い気持ち。
見たことが無い人は、是非行ってください。
元気沢山もらえます。
場合によっては、涙がでます。



日本サッカー界の宝 コラム式_a0013854_1645933.jpg

ある意味というか、絶対的に、あの応援はアミューズメントだ。



『浦和レッドダイアモンズ』という赤い悪魔が、
ついにアジアの頂点に立とうという権利を得た。
ACLでは、本当に優勝してほしい。
もちろんJ2連覇も目の前だ。(コチラに関しては、オレンジ軍団の躍進を切に願うが。)
過密日程も物ともしないこの力・・・。
日本平のオレンジ戦士のサポーターである僕にとってJ1では敵ながら、
浦和サポーターの『生き様』には強い『気持ち』を感じる。



中国だろうが、韓国だろうが、イランだろうが、オーストラリアだろうが、
彼らは全てホームゲームにすることができるのだ。
大阪だろうが大分だろうが新潟だろうが、
彼らは相手チームの後援会に入会してまでチケットを手に入れ、遠征する。
例え手元にチケットがなくとも、
会場前のダフ屋を信じて、
現地に向かう『Passion』を持っている。
彼らが作り上げる空間ほど、興奮するものは無いと確信する。
浦和以外の各クラブは、主催試合の『浦和シフト』を組むのだから・・・



2007/10/24ACL準決勝さいたまスタジアムで、
平日開催最多の5万1651人を記録し、
その4日後、
2007/10/28J1第30節さいたまスタジアムで、
5万2314人を動員。
本当にとてつもない力をイレブンに与えているのだろう。
あの会場を包み込む雰囲気を演出している彼らがあってこそ、
世界で戦えるチームになったと断言できる。
(僕は行っていませんが・・・)



スタンフォードブリッジや、
サンシーロ(ジュゼッペ・メアッツァ)や、
カンプノウ・・・
それに肩を並べるくらいの『さいたまスタジアム』だと、
そう思う。



チームを愛する人たちの大声援が、
観客動員につながり、
選手に伝わり、
フロントを動かし、
チームにかなりの経済効果と勝利を与え、
またチームは更に強くなる。
自分の応援するチームが強くなることに喜びを感じ、
そのチームに携わる、全ての人の『フットボール人生』を動かしていく。
そんな魅力的で、理想的なフットボール文化を作り上げ、支えているのは、
紛れもなく
『浦和レッズサポーター』
であろう。
ACLという、アジアを制する勢いにまで上り詰めた『今』の日本サッカー界の宝は、
浦和レッズのサポーターと定義した。
(エスパサポの僕的には、本当に嫉妬の塊ですが。)



根底にあるもの。
地元愛。
チーム愛。



僕は、応援団最前列に立つわけでは無いが、
エスパルスらしい応援を、
日本平らしい雰囲気を、
一人でも多くの人たちに伝え、
スタジアムのキャパや、アクセスなど、さまざまな比較できない要素もあるが、
赤い軍団と肩を並べられるようなチームになれるように、
僕もオレンジ戦士のJ1制覇を体験したい。
だから、また、スタジアムに足を運ぶ。
『王国は静岡だ』って、『清水だ』って信じている。



『赤い悪魔に負けてたまるか。』
という競争力が、
よりいっそうの日本サッカー界の底上げになるのは間違いない。
そして、
そんな競争力を作り上げた浦和サポーターは、まさしく、日本の宝である。





さあ、
アンチ浦和よ立ち上がれ。
J1はずっと続くのだから。。。










ったく。
サッカー雑誌ばっか見てるから、
こんなコラムタッチになるんだ。








以上。










では。
by sousukeid | 2007-10-26 15:34 | スポーツ